経理で年収600万を超えるには?キャリア戦略で1000万円も現実に
「経理で600万なんて無理でしょ」
そう思っている人、結構多いんじゃないでしょうか?
実は僕もかつてはその一人でした。
でも今、僕は経理職として年収1000万円を超えています。
もちろん一足飛びでいけたわけじゃありません。
この記事では、実体験ベースで「年収600万円の壁をどう越えるか」「1000万を狙える経理とは?」を解説します。
①:なぜ経理で年収が頭打ちになるのか?
- 会社の規模が小さく、上が詰まっている
- 単純作業ばかりで替えがきく仕事になっている
- 業務改善や付加価値提案が評価されにくい
僕がいた中小企業でも、課長の年収が550万程度。
主任・係長では500万すら超えていない人も多く、完全に「役職=年収の上限」状態でした。
“頑張っても評価されない職場”で年収アップを狙うのは、やっぱり非効率。
②:年収600万の壁を超えたきっかけ
僕がこの壁を超えた一番のきっかけは、「転職」です。
30代前半でUSCPAの学習を開始し、TOEICも850点まで上げました。
そのタイミングで、大手企業の海外経営管理ポジションに応募し、内定。
転職後の初年度で年収800万円。
仕事内容も一気に変わり、経営会議資料の作成・海外拠点との予算調整・英文開示など、明らかに“替えのきかない仕事”に。
専門性 × 英語力 × 経営寄りの仕事が、年収を一気に引き上げてくれました。
③:1000万円を狙える経理に共通するスキル
- 英文会計に対応できる英語力(TOEIC800以上)
- 経営層に近いポジションでの業務経験
- システム導入や業務改善の推進経験
- USCPAなどの資格で専門性を証明
「経理として何年やってきたか」よりも、「どんなスキルを掛け合わせてきたか」の方が、圧倒的に大事だと実感しています。
④:年収アップを実現するための3ステップ
ステップ1:自分の市場価値を知る
まずは転職サイトやエージェントで、同じ経験・スキルを持った人がどれくらいの年収で採用されているかを確認。
自分が思っている「年収の相場」と、企業側が提示している「期待値」がずれていないかを把握するのが第一歩です。
ステップ2:武器になるスキルをかけ算する
たとえば:
- 月次・年次決算 × 英語
- 財務分析 × システム導入経験
- 管理会計 × 海外拠点対応
「経理×◯◯」で、希少性と専門性が一気に高まる。
ステップ3:高年収ポジションに届く履歴書を作る
高年収求人は、スキルと実績がセットで求められます。
- 改善プロジェクトのリーダー経験
- 管理会計で意思決定に関与した実績
- 英語での業務対応(メール・会議・資料作成)
特にUSCPAやTOEICなど、証明できる要素があると書類の通過率が上がる傾向にあります。
⑤:まとめ|経理の年収は「戦略次第」で伸ばせる
年収600万円の壁は、確かに存在します。
でも、それを越えられるかどうかは「スキル」よりも、「キャリアの設計図」を描けるかどうか。
替えがきかない経理になる × 市場価値を知る × 動く勇気
この3つをそろえたとき、経理で年収1000万も決して夢じゃありません。
僕自身がその道をたどってきたからこそ、伝えたい。
「あなたの価値は、もっと高くできる」ということを。
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