経理職が英語を学ぶべき理由と始め方|TOEIC700点は“使える経理”への第一歩
「経理に英語って必要?」
昔の僕も、そう思ってました。
でも今、英語ができるだけで仕事の幅が広がり、転職の選択肢も増えました。
この記事では、英語を学ぶことで経理キャリアにどんな変化があるのかと、
どんな順番で学習すればいいのかを、実体験に基づいてまとめます。
目次
①:英語ができる経理はまだまだ“少数派”
求人票を見れば、英文経理や連結、IFRS対応など、英語を求める企業は確実に増えています。
でも、実際に英語で仕事ができる経理となると、かなり数が限られています。
- 読む・書くまではできても、話すのは苦手
- TOEICは持っているけど、実務では使っていない
- そもそも英語を避けてきた
だからこそ、少しでも英語ができるようになると評価されやすくなります。
②:「英語で経理の仕事ができる」状態とは?
- 海外子会社の月次資料が読める
- 英語でPL・BSを説明できる
- 監査法人や本社とのやり取りが英語でできる
このレベルになると、日系企業でも英語スキルが“仕事の武器”になります。
「読み書き+資料の理解」ができればOK。
ペラペラじゃなくていいんです。
③:英語初心者の経理職がやるべき学習ステップ
ステップ1:TOEIC700点を目標に
リーディング力を中心に、まずはスコアでのアピールを目指します。
- 毎日30分、英単語と文法演習
- TOEIC公式問題集で耳慣れ・読解スピードUP
700点を超えると、英文メール・報告書が「読める」「書ける」レベルになります。
ステップ2:会計英語に慣れる
- 日系上場企業の英文IR資料を読む
- 米国会計基準(US-GAAP)の単語に触れる
- USCPA教材を眺めるだけでもOK
ここで「会計用語の英語読み」に慣れるだけでも、仕事の理解度がかなり変わります。
ステップ3:簡単な英語アウトプットを始める
いきなりスピーキングじゃなくてOK。
まずは「英文で経費精算の説明を書いてみる」といった簡単なアウトプットから。
AI英会話やビジネス英語アプリを使うのも有効です。
④:まとめ|英語で仕事ができる経理は、未来の“1%人材”
今、英語ができないことは何の問題でもありません。
ただ、「このままでいいんだろうか」と悩むなら、
少しずつ英語に向き合ってみてください。
経理に英語が加わると、選べる職場が広がる。
年収も、ポジションも、役割も、未来も。
TOEIC700点は、その第一歩。
あなたのキャリアの可能性を広げるきっかけになりますように。
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