転職エージェントMS-Japanって実際どう?【経理職のリアルな体験談】

僕はもともと中小企業の経理として働いていました。毎月の業務はルーティン化していて、新しい経験が積めないことにモヤモヤを感じていました。

「このままで、5年後・10年後はどうなってるんやろ……?」
そんな将来への不安をきっかけに、転職を真剣に考え始めました。

いくつかの転職サイトに登録する中で、特に印象的だったのがMS-Japanです。この記事では、実際に利用して転職に成功した僕のリアルな経験をもとに、MS-Japanの特徴やメリット・デメリットを正直に語っていきます。

目次

①:MS-Japanを知ったきっかけと第一印象

なぜ転職を考えたのか?

30歳を過ぎたあたりから、「このまま今の会社にいて、自分は成長できるんだろうか?」という疑問がふつふつと湧き上がってきました。
中小企業で経理を担当して7年。業務には慣れ、任される範囲も広がっていたけれど、どこかで“先が見えた”感覚があったんです。

「もっと大きなステージで、自分のスキルを試してみたい」「年収も、できればもう一段上げたい」
そんな気持ちから、転職を本気で考え始めました。

このときの僕のスペック:
経理経験7年/TOEIC 925点/USCPA1科目合格済み

MS-Japanを見つけたきっかけ

転職サイトをいくつか見ているうちに、「経理 転職 エージェント」で検索して出てきたのがMS-Japanでした。
最初は正直、「聞いたことないけど、何かの専門かな?」という程度の印象でした。

でも、公式サイトを見てハッとしたんです。
「管理部門に特化」「経理・財務・人事・法務が専門」「上場・大手企業の非公開求人多数」
と、まさに僕の“理想の転職”に刺さる言葉が並んでいたからです。

「えっ、こんなエージェントあるの?」
「今まで総合型しか見てなかった…損してたかも」

第一印象で感じた「ちゃんとしてる感」

サイトを読み進めていくと、言葉の一つひとつが“わかってる人向け”なんですよね。「月次/年次決算経験者歓迎」「原価計算や税効果会計の実務経験」など、経理の現場を知らないと書けないような表現が多かった。

「ここなら、ちゃんと話が通じそうだ」
そう思って、迷わず無料登録フォームに入力していました。

②:なぜ総合型エージェントでは限界だったのか?

希望と違う求人が送られてくる理由

僕は最初、某大手の総合型エージェントに登録しました。経理経験7年、TOEIC900点、USCPA学習中と伝え、「英語×会計でキャリアアップしたい」と希望も明確に伝えたつもりでした。

しかし翌日送られてきた求人リストは、ほとんどが年収400〜500万円の中小企業の経理補助や、なぜか営業職。「あれ?これ、ちゃんと伝わってない?」と不安に。思わず担当者に電話してこう聞いたんです。

「すみません、希望条件とだいぶズレてるような気がするんですが……」

すると返ってきたのは、

「経理って結構人気職種なので、幅広く提案しています。まず応募してみませんか?」

担当者

……え?応募ありき?この時点で、ちょっと違うかもと思い始めました。

「経理がわかってない」壁

「英語ができるなら営業も合いそうですね」
「USCPAは聞いたことはあるんですけど、どんな資格でしたっけ?」

こうした言葉を担当者から言われたとき、「ああ、この人は経理職を“事務の一種”ぐらいに思ってるんだな」と感じました。もちろん悪気はないし、総合型エージェントとして幅広い業種をカバーしているのは理解できます。でも、こちらの意図が正しく伝わらないのは大きなストレスです。

一方で僕自身も、そこで初めて「経理という仕事をちゃんと理解してくれて、キャリアを一緒に考えてくれる人って、意外と少ないんだ」と気づいたんです。これは転職活動で得た大きな学びのひとつでした。

実際にあったズレた提案エピソード

実は、ある総合エージェントから「人事にキャリアチェンジしてみませんか?」と提案されたこともあります。理由は「コミュニケーション力が高そうだから」とのこと。

もちろん、人事も魅力的な仕事だと思います。でも僕は、USCPAを学び、英語での財務レポーティングに携わりたいという明確な目標があった。それを無視して「向いてそうだから」と提案されると、少し悲しくなりますよね。

このときの気づき:
「希望をちゃんと聞いてくれるエージェント」を探すことが、転職成功の第一歩だということ。

そんな中で出会ったのが、MS-Japan。次の章では、その面談での驚きについてお話します。

③:MS-Japanの面談が他と違った3つの理由

1. こちらの職歴を「ちゃんと読んでる」

面談当日、Zoomに入ってすぐ驚いたのが、担当者が僕の職務経歴書をしっかり読み込んでくれていたことでした。

「御社では、年次決算の主担当を2期ご経験とのことですが、部門別損益も出していましたか?」
「連結パッケージの作成は、海外子会社とのやりとりも含まれてましたか?」

こういった深い質問が最初から飛んできて、「あ、この人はちゃんと経理の仕事をわかってる」と一瞬で伝わりました。

心の声:
「経歴だけじゃなく、行間まで読んでくれる人がいるって、こんなに安心するんだ…」

2. 希望を引き出してくれるヒアリング力

面談の中盤では、僕自身がまだ言語化しきれていなかった希望まで丁寧に引き出してくれました。

「英語を使いたい、とは具体的にどんな場面を想像されていますか?」
「将来的にはどんなポジションで働きたいと考えていますか?」

こういう問いに向き合ううちに、
「海外子会社の管理会計を担う立場になってみたい」という自分の本音に気づくことができました。

MS-Japanの面談は“キャリアカウンセリング”に近い。
求人を紹介されるというより、「自分の可能性に気づかせてくれる時間」だった。

3. 具体的な求人をその場で提示してくれる

面談の終盤、「現時点で紹介できそうな求人があります」と言われて、すぐに画面共有で求人票を見せてもらえたのも新鮮でした。

  • 東証プライム企業の経理マネージャー候補
  • 英語スキル必須の国際会計ポジション
  • IPO準備中企業のCFO直下ポジション

どの求人も「なんとなく紹介された」のではなく、僕のスキルと希望にしっかりマッチしていました。

「このエージェント、マジで本気だ」
そう思ったのを今でも覚えています。

④:紹介された求人のレベルと納得感

「こんな求人、自分に来るんだ」

MS-Japanの面談で紹介された求人を見たとき、まず驚いたのは「本当に今の自分が応募できるのか?」というレベルの高さでした。
実際に紹介されたのは、こんな求人です:

  • 年商3000億円超の上場メーカー:経理マネージャー候補
  • 海外子会社との連結対応を含む国際経理ポジション
  • IPO準備中企業:内部統制・開示書類作成メインのポジション

しかも、単なる案件の羅列ではなく、ひとつひとつに「なぜこの求人をあなたに提案したのか」が説明されていました。

「前職での連結パッケージ作成経験が、こちらの企業の国際部門で活きると考えました」

MS-Japan担当者

自分の経歴を正確に読み取ったうえで、その強みを転職先企業とつなげてくれる——これは、総合型エージェントでは得られなかった感覚です。

年収・勤務地・仕事内容のバランス

紹介された求人は、いずれも年収アップ+仕事内容のグレードアップが見込めるものでした。

項目前職紹介求人
年収450万円650〜850万円
業務範囲月次・年次決算中心管理会計/連結/開示
勤務地郊外の本社都心の本社 or ハイブリッド

給与だけでなく、仕事内容そのものが「経理から経営に近づく」ステージに移行できる内容だったのが大きかったです。

実感したこと:
「求人のレベル」は、エージェントの専門性で決まる。

次は、その求人に応募してから内定までの“流れ”について詳しく紹介します。

⑤:転職プロセス全体の流れ(時系列ベース)

STEP1:登録から面談まで(Day1〜Day3)

公式サイトから無料登録したその日のうちに、MS-Japanの担当者からメールが届きました。希望条件を入力した内容をベースに、Zoom面談の日程がすぐに決まり、スピード感に驚きました。

「初回面談でここまで見てくれるんだ…」

僕の正直な感想

STEP2:求人紹介・応募(Day4〜Day10)

面談後には、求人票が10件ほど送られてきました。その中で興味を持った3社に応募。
応募書類(履歴書・職務経歴書)については、事前にしっかり添削してもらい、特に「自己PR」や「経理の経験をどう伝えるか」に関して具体的なアドバイスをもらえました。

実際に修正したポイント:
「年次決算を任されていた」→「売上100億規模の年次決算を主担当として2期連続完了」

STEP3:面接〜内定(Day11〜Day30)

面接はすべてオンラインで実施。MS-Japanの担当者が、企業ごとに「面接官のタイプ」「よく聞かれる質問」「理想の回答トーン」などを教えてくれたおかげで、準備が非常にしやすかったです。

  • 面接1社目:準大手製造業 → 通過
  • 面接2社目:外資系商社 → 不通過
  • 面接3社目:上場子会社 → 内定

最終的に、年収約800万円・管理会計メインのポジションで内定を獲得。
しかも、担当者が給与交渉や入社日の調整まで代行してくれたので、転職活動のストレスが驚くほど少なかったのが印象的でした。

MS-Japanのサポートは“全部お任せでいい”レベル。
情報の質、準備の厚み、調整力——全部プロ。

次は、「そのサポート力の中身」についてさらに詳しくご紹介します。

⑥:エージェント担当者のサポート力がすごかった話

面接ごとの「傾向と対策」が具体的すぎる

MS-Japanの担当者から送られてきた面接対策資料は、まるで企業別の“過去問集”のようでした。

  • 「1次面接は人事、2次からは経理部長。意思決定が早いです」
  • 「面接官は堅めの印象だが、ロジカルな説明が通じるタイプ」
  • 「過去には“自己紹介の内容で8割決まった”ケースも」

その情報が頭に入っていたおかげで、面接では焦らず、相手の反応を見ながら回答の軌道修正もできました。準備と安心感が全然違いました。

落ちたときも「次につながる」フィードバック

1社、最終面接で不通過だった企業がありました。普通なら「残念でした」で終わるところですが、MS-Japanは違いました。

「今回は“管理会計”の経験値があと少し、という評価でした。ただ、ビジネス英語力は高評価でした」

担当者

このフィードバックをもとに、次の面接では管理会計に関する学習や実務経験の例をより強調するように修正。その結果、次の企業ではしっかり通過できました。

地味だけど重要:
「落ちた理由」を分析してくれるエージェントは、本当に貴重。

給与・条件交渉もすべて代行してくれた

内定後も、MS-Japanのサポートは続きました。年収・福利厚生・入社日など、企業との条件交渉はすべて担当者がやってくれます。

僕のときも、「もう少し年収の上振れが可能かどうか」「入社時期を1ヶ月ずらせないか」などを相談。数日後には調整された条件が返ってきて、何一つ直接交渉することなくすべてがまとまりました。

交渉ごとが苦手な人にこそ、MS-Japanは向いている。
転職で一番しんどい“企業とのやりとり”を全部任せられる安心感。

次は、実際にどう変わったか——年収、仕事内容、働き方のビフォーアフターをまとめます。

⑦:実際に年収・ポジションはどう変わったのか?

Before → Afterで見た変化

項目Before(前職)After(転職先)
年収450万円820万円
職位一般職(経理スタッフ)管理会計チームリーダー
業務内容月次・年次決算、仕訳中心経営層へのレポーティング、予実分析、連結対応
英語使用ほぼなし毎週海外子会社と英語ミーティング

「自分がレポートした数字が、経営会議の資料に反映される」
これは、前職では想像もしなかった体験でした。

MS-Japanでの転職は、単なる「条件アップ」じゃない。
“仕事の質”が大きく変わる。

仕事へのモチベーションも変わった

もちろん、新しい環境に慣れるまでの苦労はありました。会議資料はすべて英語、報告書もIFRSベース、そして周囲は皆バイリンガル。最初はプレッシャーで胃が痛くなる日もありました。

でも、それ以上に「学べることが多い」「自分が貢献できている」と実感できる日々が、モチベーションを大きく引き上げてくれました。

「ようやく、“英語×会計”という武器を活かせる場所に来られた」

僕の実感

次はいよいよ最終章。MS-Japanがどんな人に向いているのか、僕なりの結論をお伝えします。

⑧:MS-Japanが合う人/合わない人のリアルな見極め方

MS-Japanが特にフィットするのは、こんな人

  • 30代で「経理職としてキャリアを高めたい」と思っている人
  • 管理部門に特化した求人を見たい人
  • 英語やUSCPAなど、自分の強みを活かしたい人
  • 転職活動を“戦略的に”進めたい人
  • 年収アップや裁量ある仕事を本気で狙いたい人

僕自身がまさにこのタイプで、「ただの条件マッチ」ではなく、「将来を見越したキャリア提案」を受けられたことが最大のメリットでした。

逆に、あまり合わないかもしれない人

  • 職種にまだ迷いがあり、幅広く見たい人
  • 20代前半など、経理経験が浅すぎる人
  • 「まずはなんでもいいから転職したい」という人

MS-Japanは、“管理部門のプロ”のためのエージェント。だからこそ、キャリアの軸がある程度見えている人にとっては、強力な味方になります。

まとめ:
「本気で変わりたい」と思っている人に、MS-Japanは応えてくれる。

ここまで読んで「もしかしたら自分も…」と感じた方は、一度だけでも面談を受けてみてください。僕は、そこから人生が変わり始めました。

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