USCPAは意味ある?取得のメリット・デメリットと転職への影響を解説

USCPAって意味あるの?【実体験で語る、本当に価値のある人とは】

目次

①:中小企業経理だった僕が「USCPAって意味あるの?」と思った理由

僕はもともと、地方の中小企業で経理をしていました。

売上は数十億、経理チームは3人。仕事はひたすら仕訳、振込、月次のルーチン。 スピードも求められるし、締め切りにも追われる。だけど、年収はずっと450万円止まり。

30歳を越えたころ、「このままで10年後、笑っていられるんやろか?」ってふと思ったんです。

キャリアを変えたい。でも、何をすればいいかわからない。そんなときに考えたのが「資格」。

ただ、選択肢は色々あって——簿記1級?税理士?会計士?MBA?

その中で最後まで「ほんまに意味あるん?」って疑ってたのが、USCPA*でした。

②:USCPAを知ったきっかけと、正直最初に感じた“疑い”

最初にUSCPAを見かけたのは、転職サイトの求人でした。

「USCPA保有者優遇」「会計+英語スキル必須」って書いてある外資企業の案件。

英語の資格で、しかもアメリカの会計士?

正直、

「なんやそれ…」

って思いました。

調べるうちに分かったのは、以下の特徴

  • 米国公認会計士(ライセンス制)
  • 会計と英語の両方を問われる
  • 近年、日本の大手企業や外資で評価が上がってきている

でも同時に、不安もありました。

日本では知名度が低いんちゃうか? – そもそも英語で受験とか無理やろ – 実務に役立つ資格なんか?

③:実際に勉強を始めて感じたこと【体験談】

最初の印象通り、正直めっちゃキツかった。

一番最初に買ったのはアビタスの教材。英語の音声とスライド、日本語の要点解説。 最初の1週間、何回も同じ章をリピートしたけど、頭に全然入ってこなかった。仕事しながら、家では育児と家事。 平日は朝5時起き、休日は図書館で4時間。 そのペースを半年続けて、ようやく「これ、もしかしていけるかも」と思えるように。

正直、TOEIC700点台ではめちゃくちゃしんどかった…。

>でも逆に、半年後には「会計英語」が聞き取れてる自分にびっくりした。

勉強時間はトータルで600時間以上。 「この時間、無駄になったらどうしよう」と思ったこともあるけど、 今思えば、あの“変われるかもしれない”という希望だけで走れてた気がする

④:取得後に訪れた変化【リアルな転職体験談】

USCPAの勉強を始めたときは、「取れたら転職したいな」くらいの気持ちでした。 でも、実際にライセンス取得後、転職活動を始めてみて世界が変わった。

同じような職務経歴書でも、「USCPA保有」と一行書いてあるだけで、 それまで全く通らなかった企業から書類選考が通るようになったんです。

初めての面接で言われたのは、

> 「USCPAを持ってる経理って、なかなかいないんですよね。」

これには驚きました。 その後、何社か面接に進み、最終的に内定をもらったのが、売上1兆円超の大手企業の海外経営管理ポジションでした。仕事内容も一変しました。

  • 海外子会社との英文メールやTV会議
  • 連結決算の報告資料の英語レビュー
  • 海外拠点との予算調整や為替影響の分析

日系企業なのに、ほぼ毎日英語を使う仕事になったんです。

⑤:USCPAの“意味があった”と強く実感した瞬間

資格を取って転職した直後は、「ほんまにこれで良かったんやろか」と半信半疑な部分もありました。 でも、働いて半年が過ぎたころから、それが“確信”に変わっていきました。

「あのとき、あきらめずに続けて良かった」

ふとした瞬間にそう思えることが増えたんです。具体的にはこんな変化がありました:

  • 上司に「グローバル案件任せるね」と言われたとき
  • 海外チームと対等に会話できたとき
  • 後輩に「英語できて羨ましいです」と言われたとき

キャリアの幅が一気に広がる – 英語力と会計力の両面で市場価値が上がる 「仕事が楽しい」と思えるようになるそして年収も、前職450万円 → 転職後800万円 → 現在1000万円超に。 「USCPAを取っても意味ないかも」なんて思ってた過去の自分に、今ならはっきり言えます。

「ちゃんと意味、あったよ」と。

⑥:とはいえ、USCPAは全員に意味があるわけじゃない

ここまでベタ褒めしてきましたが、 正直に言うと、USCPAが“誰にでも意味がある資格”だとは思っていません。

たとえば、以下のような人にはあまり向いていないと思います。

    • 会計の基礎知識がなく、数字にアレルギーがある人

    • 英語に一切触れたくない人

    • 安定志向で転職を全く考えていない人

    • 「資格を取れば何とかなる」と思ってる人

資格は魔法ではありません。 勉強には時間もお金もかかるし、使いこなすには“自分から行動する力”が必要です。逆に言えば、「変わりたい」と思ってる人にとっては、 USCPAは人生を変える大きな後押しになります。

⑦:USCPAを検討している人が最初に考えるべき3つのこと

「USCPA気になるけど、まだ踏み切れない」

そんな人に向けて、僕自身がやっておいて良かったと思う“事前チェックポイント”を3つ紹介します。-

① なぜUSCPAを取りたいのか?目的を明確にする

「年収を上げたい」でも、「英語を使いたい」でもOK。 ただし、「なんとなく良さそう」ではモチベが続きません。自分にとっての「なりたい姿」を、一度ちゃんと文字にしてみるといいです。

② 今の英語力を客観的にチェックする

USCPAの試験は全部英語。 最低でもTOEIC700点台があると進めやすいですが、スコアよりも「英文会計に慣れる」ことが大事です。

TOEICのリーディングパートと、簿記2級レベルの会計知識があれば、十分スタートできます。

③ 勉強にどれだけ時間とお金を使えるか試算する

    • 費用:教材や受験料で約50〜80万円

    • 時間:合計500〜700時間が目安

家族やパートナーがいる人は、**学習時間をどう捻出するかの計画も重要**です。

⑧:他の資格と比べたとき、USCPAはどうなのか?

経理職としてキャリアアップを狙うなら、他にも選択肢はありますよね。 例えば:

資格名 特徴 USCPAとの違い
簿記1級 日本企業向け、実務寄り 英語要素なし、汎用性は限定的
税理士 高難度・長期戦 国際対応は限定的
会計士 国内トップ資格 英語要素は人による
MBA 幅広いが高額 実務と直結しづらい場面も

USCPAの相対的な強み

    • 英語+会計を証明できる資格は他にほぼない

    • 海外企業/外資転職に直接つながる

    • 難易度と費用のバランスが良く、実務に近い

⑨:まとめ|USCPAは“使い方次第”で意味がある資格

USCPAは「誰でもとりあえず取っておけばいい資格」ではありません。でも、キャリアを変えたい・世界を広げたいと本気で思ってる人にとっては、 間違いなく意味がある。僕自身もそうでした。 将来が見えずに悩んでいたあの頃の自分に、今こう言ってあげたいです。

「大丈夫。あのときの決断が、ちゃんと未来につながるから。」

> アビタスの実体験レビューはこちら → [後日CTA設置予定]

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